海賊盤日記

①ナイナイの岡村さんがコロナ不況で可愛い娘が短期間だけ風俗嬢になる、と発言したこと「だけ」を報じる記事に、弁護士を自称するアカウントが「発言も批判皆無の記事も最低」と呟いていたのを見た。
メディアがいくら劣化したと言っても、この発言を載せれば岡村さんに非難が集中することがわからない、なんてことはないだろう。第一、メディアが記事を発表する時には書いた人以外にもチェックが入るはずで、チェックする全ての人が「この記事を発表したら岡村さんに非難が集中する」ことに気付かなかったとは考えられない。この「弁護士」先生は、記事を掲載すること自体が非難にあたるとは考えてもいないようだ。
そもそも岡村さんは「言葉のプロ」だ。この例えも、発言したら叩かれることはわかっていたはずだ。にも関わらず、何故発表したのか？
僕は「コロナで生活苦になる」＝「政権がまともな補償をしていない」と訴えたいのでは、と邪推したが、そう考えることもなく「最低な発言」で切り捨てる自称「弁護士」先生の態度も、はっきり言って気にくわない。
弁護士と言えば国の知性を代表する存在だと信じてきたが、ここまで劣化が進んでいると本気で日本の将来が心配になる。

②自民党の衆議院議員、馳浩さんがセクハラ事件を起こした。
事件自体は「単純」で、馳さんが視察中に若い女性の腰を触ったというもの。中には「若い女性が腰を触られている事件を単純とは」と憤る方もいるだろう。僕も最初「自民党の国会議員がセクハラをした」とだけのツイートを見た時には「やっぱ最低だな、自民党は」としか思わなかった。
だが、主人公が馳さんと知った瞬間に「なーんだ、主人公は馳か」と思い、一気に関心が薄れた。
告発文は（正確ではないかもだが）、主として①視察は５人程度とお願いしていたのに大勢で押し掛けた②馳さんが「偉そうに」大声で秘書を「呼び捨て」で呼ぶ姿を見て恐怖心を抱いた③女の子のプライバシーに配慮することなく写真を何枚も撮りまくった④馳さんが大声で力仕事を仕切った上に若い女性の腰を触った、で構成されていたように覚えている。
で、これを読んで僕は「要は、大人数で押し掛けた自民党に不信感を抱いていたところに、馳が『偉そう』な態度をとっていたことで嫌悪感まで持たれたってことね」と感じた。
当日の様子が思い浮かんだ気がした。
体育会気質の馳さん。声が小さいのはあり得ないことだろう。秘書を呼ぶ時に呼び捨てたのもいつものことだし、そこには身内意識と第三者の前で身内を敬称付きで呼ぶことはあり得ないという社会常識も入っていただろう。力仕事で仕切ったのも、元プロレスラーとして「出番だ！」的な意識から行ったことだと推察できる。
女性の腰を触ったのだって、馳さんの導線にその女性がいたから避けるために（それでも触ったのは軽率だった）触ったのであって、性的な意味は皆無だったことだろう。
それがセクハラだと訴えられた。
きっと腰を触ることなく「そこをどいてください」と話かけていても「恫喝された」などと言われているだろう。ムネオ疑惑真っ只中の鈴木宗男氏のように。嫌悪感を持たれた後は全てのことが後ろ向きに捉えられる、ということの典型例だと感じた。このブログもまた、嫌悪感を持って綴られている。
また、僕はフェニミズムに関しては、佐藤優さんと対談本を出版した女性が放った一言が強く印象に残っている。その発言とは、佐藤さんが「男女平等が（唯一？）実現しているのはイスラエル軍」と発言したのに対する彼女の「最低」という言葉だ。その「最低」が何に対してなのかはわからない。人の命を奪う軍という存在に対してなのか、その「軍」でだけ実現しているという事実に対してなのか。ただ、まがりなりにも実現しているという事実に対して、全く実現できていない国の活動家が吐く台詞ではないと感じた。もしかしたら、そういった事実を含めて言ったのかもしれないけど。
話を元に戻すと、訴えた人は５月１日までに回答を、としているが、どんな回答が来ても彼女は納得しないだろう。
彼女には、これからも「馳は来るべきではなかった／視察を辞退すべき」という信じられない意見（世間、特に無知の人に存在を知らせない活動って何を目指しているの？）や、「馳はジェンダーに関する本を５冊読め」と「偉そう」に上から目線で指示するポビュリズム政党の落選議員に支えられて細々とした活動を継続して下さい、という言葉を贈りたい。

トライアンフのTHE SPORT OF KINGSツアーから

全盛期のパフォーマンスを閉じ込めた２枚組。

オーディエンス録音のわりには音が良い。

FIGHT THE GOOD FIGHTはいつ聴いても変わらない名曲！

*****************************************************************************************:

Band name: Triumph
Date: October 15, 1986
Venue: Met Center
Location: Minneapolis, Minnesota, USA
Tour name: The Sport Of Kings

Media: 2 CDs
Recording type: Audience
Taper: Known but not revealed per Taper request
Recording Equipment: Aiwa CM-30>Sony WM-D6C
Lineage: 1st Generation Analog (Maxell XL-II90)>TC-WE475>PC>AUDACITY>WAV (16bit)>TLH>FLAC (8)
Transfer/Mastering: March 2014
Audio format: FLAC
Total running time: 84:01
Audio quality: 4++
Artwork: No

Intro
Tears In The Rain
Somebody's Out There
Allied Forces
Lay It On The Line
Midsummer's Daydream
Follow Your Heart
Take A Stand
Drum Solo
Magic Power
Rock And Roll Machine (w/Guitar Solo)
Spellbound
Fight The Good Fight

Band:
Rik Emmett - Guitars, Vocals
Mike Levine - Bass Guitar, Vocals, Keyboards
Gil Moore - Drums, Vocals
Rick Santers - Keyboards, Guitars, Vocals

Triumph - Minneapolis, MN - 10-15-86

http://www.filefactory.com/file/kaq5...2010-15-86.rar

海賊盤日記

文字通り、海賊盤のレビューです

ムカついたこと

Janis Joplin/ Too Fast Die Young

Triumph/ 1986,10,15

スタート！